ベルギーの人たちは、平日の昼間に仕事を休んでまで高速で通り過ぎるレース観戦を欠かしません。たとえレースが雨であろうが嵐であろうが、毎年変わることがありません。なぜ？と聞かれても、『それがベルギーだから』だとしか答えようがないのです。そんなベルギーの人たちにとって、春は最高のシーズン。シクロクロスが終わり、レースも観客も泥からパヴェ（石畳）へと舞台を移します。
3月上旬に行われるOmloop Het Nieuwsblad（オムロープ・ヘット・ニウスブラット）で、ベルギーの春のクラシックレースがスタート。続く数週間はDwars door Vlaanderen（ドワルス・ドール・フラーンデレン）、E3 Prijs（E3・プレイス）、Gent-Wevelgem（ヘント〜ウェヴェルヘム ）、3 Days of De Panne（デ・パンヌ）などの自転車レースを楽しむのが習慣です。
そして、やってくるビックレースがRonde van Vlaanderen（ロンド・ファン・フラーンデレン）。少年が男性へ、男性が英雄になる、と言われるレース。Ronde van Vlaanderenは、ベルギーの人たちにとっては単なる自転車レースではなく、ベルギーの文化や歴史の一部だと言えるのです。そして、このビックレースにむけてスタートする春が、ベルギーの人たちにとって最高のシーズンなのです。
素晴らしい画像と詳細は、こちらのBIORACERのWEBページよりご覧ください。
SPRINGTIME（外部サイト：STORIES.BIORACER.COM）
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