長野県で8月31日から9月3日に開催された第73回・全日本大学対抗選手権自転車競技大会（インカレ）で、BIORACERがサポートする梶原悠未選手（筑波大学）がエントリーしていた4種目のうち3種目で優勝、すばらしい成績で大会を終えました。レースを終えたばかりの梶原悠未選手にインタビューをさせていただきました。
Q1.昨年は不参加だったと記憶していますが、今大会への意気込みや、準備、目標としていたことを教えてください。
昨年はナショナルチームのフランス遠征に参加したので、インカレは今年が初めてでした。インカレにコンディションを合わせてくる選手が多いと思いますが、私はインカレ後に世界選手権など海外でのレースが控えていたので、特に標準を合わせた練習はしていませんでしたが、1週間前に福島県（泉崎国際）でトラックの練習を2日間だけ行いました。普段の環境とは異なる、トラックでバイク先導で練習する機会をいただき、脚を回転させ追い込む練習ができたことが良かったです。
また、目標は3種目で優勝すること。そして個人追抜は、今大会と同じトラックで私自身が日本新記録を出していたので、記録更新とともに狙っていました。
Q2.各レースのレポートをお願いします。
ポイントレースは、1回目のポイント周から速い展開だったので、2回目から攻撃を仕掛け後半を待たずに逃げ続けました。ラスト2回のポイント周で集団に吸収されましたが、2～9回で1位を取ることができ、優勝することができました。
3km個人追抜は、優勝と自身の日本記録の更新が目標でした。高地は空気が軽く高速が出やすいものの、外環境なので天気や気温の影響も受けやすい会場でのレースでした。
1日目の予選は風が強く、他の選手たちが次々タイムを落としているのを事前に見ていたので、状況が悪いことを受けタイムの目標は低めに設定しつつ決勝へと進めました。結果は優勝でしたが記録更新は叶いませんでした。ただし、タイムがある競技は自分の成長具合を把握し、現状を受け止めることができるので、今回のレースで見出した反省点を練習内容に活かしたいと思います。
ロードレースは、まだ肌寒い午前7:45のスタートに備え3時間前に起床し万全の体調で臨みました。地脚のある選手、ロードレースだけに参加する選手などの中、ナショナルチームで一緒に走っている福田咲絵選手（慶應義塾大学）をマークしていました。上りで福田選手に遅れないよう気を付けながら、最後はゴールスプリントを予測していました。実際のレースは、福田選手と中井彩子選手（鹿屋体育大学）の3名でしたが、ラスト200ｍから抜け出しゴールスプリントに挑み、思った通りの展開で競り勝つことができました。
Q3.今後参加予定のレースをお教えください。 9月17日〜24日までノルウェーで開催される世界選手権に出場します。（遠征は9月16日〜26日まで）
Q4.今回着用したBIORACERのサイクルジャージやアイテムの感想などあればお教えください。 今回初めて、BIORACERエアーストライプ素材を使ったエアロソックスを着用しました。これまで使っていたソックスは、レースが進むにつれ脚の激しい動きによりズリ落ちてくるのが気になってしまい、邪魔に感じていました。この点、BIORACERのエアロソックスは、ふくらはぎの位置でしっかりと止まりズレもありませんでした。また、洗濯により素材が脚になじみ、ふくらはぎへのフィット感も良くなりました。ソックスはサイクルジャージに比べると効果が体感しにくいアイテムですが、ズリ落ちるというストレスが1つ減ったことは大きなメリットと感じました。（※梶原選手着用エアロソックスは、試作モデルです。）
梶原選手は、学業と両立しながら、海外のレースを含めた各地のレースを転戦中。当然、年間スケジュールはとてもタイトで、インタビュー当日もナショナルチームの合宿中。大変忙しいスケジュールの中、快くインタビューに対応していただきました。どうもありがとうございました。 今月、9月17日〜24日までノルウェーで開催される世界選手権のロードレースと、タイムトライアルに出場する梶原選手の応援をお願いいたします。 BIORACERについて詳しくはこちらをご覧ください
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