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【Bioracerサポートライダー】池本選手にきく海外シクロクロス事情 2017 [前編]

BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。シクロクロス競技の池本真也選手(和光機器-BIORACERチーム)もその一人。オランダを拠点に海外遠征経験が豊富な池本選手は、今期も海外遠征で5レースに出場予定など、精力的に海外へ挑戦し続けています。昨年に続き、池本選手ならではの国内・海外のクロクロス事情を前後編の2回にわたりお届けします。

今シーズンの体制について

Q1.今シーズンは新たに和光機器-BIORACERとなりましたが、心境はいかがですか?  

今年から再び和光機器-BIORACERでの個人での活動になります。レースを知るモチベーションの高いサポーターの方々やスポンサー様と協力して、レースに取り組める良い環境が築けています。活動もしやすく嬉しく思っています。

Q2. 昨年は怪我もあり自転車に乗れない時期があったと伺っています。今シーズンに向けてどのように調整し、モチベーションを保ってシーズンを迎えられたのでしょうか?

昨シーズンは怪我でシーズン中に乗れない時期もありました。レースには出られませんでしたが、オランダ、ベルギーへ同行し、現地のレースをサポートする側として体験したことで刺激を受けました。今シーズンは原点に立ち返り、雨でも外に乗りに行く事を心掛けてトレーニングをしています。屋内でのトレーニングは効率は良いかも知れませんが、自分にはストレスに感じることも多く、モチベーションが下がってしまいます。雨の中でも、外を走る事は自分には無理なく継続的にトレーニングが出来ますし、自転車に乗る事の楽しさを思い出させてくれます。

今シーズンの日本でのレース参戦、活動について

Q3. シクロクロスのシーズンがスタートしました。ここまでの国内レースでのご自身の成績、仕上がりはいかがですか?

※ 参加レース:茨城シクロクロス#2取手ステージ(UCI-2)/スターライト幕張(UCI-2)/シクロクロスミーティング#4飯山大会

成績としては、まだ目立った走りは出来ていません。今年は夏場にロードレースを走ってないため、高い強度に慣れるまでには時間が掛ると思っています。これから毎週のように続くレースで強度に慣れ、トレーニングを織り交ぜながら国内で上位、そしてヨーロッパのレースで賞金圏内で走れるようにして調整して行きます。

Q4. 日本でも近年シクロクロスの人気が高まっています。UCIレースでの国際ライセンス取得不要となったことで、レースに参加する選手も増えたと伺いました。『昨年とは違うな』と実際にレースで感じることはありますか?

今年から国内UCIレースでは国際ライセンスも必要なくなり、多くの選手が参加するようになりました。参加人数がとても多く、レースによっては80名ほどの選手が出走する事もあります。しかし、新たに参加する選手の中にはトップを走る選手との実力の差もあるため、完走できる選手は全体の1/3程度しかいません。レースでの不要な混乱やトラブルを避けるためにも、カテゴリー1資格者の見直し、あるいは、ひとつ上のカテゴリーを作る必要があるのではないか、と感じています。 Q5. 本気のシクロクロス合宿にも講師として参加し、競技のスキルアップにも貢献されています。このような活動には、どのような思いで取り組まれていますか? 

まずは、シーズンの直前に自分のためにも合宿をしたかったのが始まりです。ロンドバイシクルの丸山さん、元全日本チャンピオンの辻浦さんが主宰してくれ、自分も参加しました。国内ではシクロクロスのための具体的なトレーニング方法は知られていません。この合宿を通じて、辻浦さんや自分がヨーロッパで取り組んでいたトレーニングを、皆さんが実践することで知っていただき、よりスキルアップしてもらいたいと思い開催していただきました。

Q6.今シーズンの国内での参戦予定レースを教えてください。

国内では、全日本選手権、UCI公認レース、JCXシリーズを主に走ります。他にも魅力的なオーガナイズされたレースがあるので参戦を予定しています。

今シーズンの海外でのレース参戦について

 Q7.高校卒業後から海外に自転車留学、1990年代からはオランダを拠点に参戦、今年も年末にオランダ遠征予定と伺っています。遠征の目的を『ヨーロッパの競技性の高さと本気度の違い、世界のトップを目指す選手と走ることで追い込まれた状況でも冷静に走ること』と以前お話しいただきましたが、今年新たに目的としていることがありましたら教えてください。

今現在、自分が世界に繋がるヨーロッパのレースの中でどれだけの位置で走れるかを知りたいです。これは日本のレースでは…

後編に続く>> 後編では、今シーズンの海外レースでの目標、さらには日本選手が海外で活躍するには?などなどお話しいただきます。お楽しみに!!

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画像提供:春日部写真店様


池本真也(イケモト シンヤ)

神奈川県横浜市出身 39歳。

高校からレース活動を初め、シクロクロス、ロードレースで入賞する。高校卒業後にオランダへ自転車留学。このころからシクロクロスをメインに活動、1996からはオランダやベルギーにシクロクロス遠征に出かけ、ワールドカップ、スーパープレスティージ、GVAシリーズを転戦。その後Team NIPPOでロードレースをメインに活動し、日本国内の実業団レースや、オランダ、ベルギーでの海外レースでの入賞経験を持つ。2017年は和光機器-BIORACER所属、シクロクロスをメインに日本国内外で活動中。


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