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【BIORACERサポートライダー】宇都宮シクロクロスで優勝したFelipe Orts Lloret選手のインタビューをお届けします

12月3日(日)に栃木県宇都宮市の道の駅うつのみやろまんちっく村で開催された「宇都宮シクロクロス」男子エリートクラス(UCI C2)で、ビオレーサーのサポート選手で現スペイン・シクロクロスチャンピオンFelipe Orts Lloret選手が前評判通りの強さを発揮して優勝。Felipe選手はスタート直後に飛び出し、圧倒的な速さと強さで、最初の1周目から2位以下を大きく引き離して、そのまま最後まで先頭を譲らず余裕でゴール。ワールドクラスの実力を遺憾なく発揮して、観客からはため息が漏れるほどの圧勝でした。
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そんな、Felipe Orts Lloret選手に試走と本番レースの間の忙しい中、貴重なお時間をいただきインタビューさせていただきましたので、お届けします。

Q1:早速ですが、FelipeOrtsLloret選手と自転車との出会いや、シクロクロスをはじめたきっかけをお教えください。
自転車に乗り始めたのは7歳の時、地元のサイクルチーム主催の講習会に参加して、その後レースにも参加するようになりました。最初はロードレーサーでオンロードのレースに参加していましたが、10歳の時に初めてシクロクロスに出会いました。その頃は、レースで勝つことよりも、ただ楽しくて夢中で走り回っていましたね。

Q2:今回のレース会場である宇都宮は、アジアで唯一UCI(国際自転車競技連合)最上位カテゴリー「オークラス(Hors Class)」のロードレースが開催されている街です。実際に訪れて印象はいかがですか?
以前から、宇都宮でロードレースのジャパンカップが開催されている事は知っていました。また、僕が生まれる前にワールドカップも開催された事も知っていました。宇都宮に来てみて、お会いする皆さんがとても親切でフレンドリーな方ばかりで、スペイン人とちょっと似ているなと感じました。

Q3:国内のロードレースチーム・チームUKYO所属の関係者の方と交流があると伺いました。今回の来日にあたって何かアドバイスはありましたか?
実は、一緒に帯同してくれているメカニシャンが以前チームUKYOで仕事をしていたんです。今回、日本で走ることになり、レース以外の事でも色々とアドバイスしてもらいとても助かりました。また、彼とは僕がシクロクロスを始めた10歳の頃からの知り合いなので、なんでも話せる良きアドバイザーでもあります。

Q4:シーズン中の本拠地はやはりベルギーやオランダでしょうか?また、来日するにあたっては、移動距離・時間とも、かなり大変だったと思いますが、そうまでして日本のレース参戦を決めた理由をお教えください。
基本はヨーロッパだけど、半分はスペイン、残りはドイツ、オランダ、ベルギー、デンマークそしてメキシコ、日本…など世界各地を転戦しています。
僕は昨シーズンまでU23で、今年はエリートクラス1年目なので、まだトップカテゴリーのレースにフル参戦できないので、今年はとにかくUCIのポイントを稼ぐ事を目標にレースに参戦しています。そして、少しでも早く上のクラスのレースに参戦できるよう貪欲に勝利を狙って走っています。
また、僕は2016年のシクロクロス・スペインチャンピオンですが、今年もポイントでチャンピオン確定済みなので、UCIポイントを獲得できるレースに絞って参戦しています。

来日にあたっては、生まれて初めての長距離移動で色々と大変だったけど、日本で数日過ごしてもう慣れました。明日には日本を旅立って、水曜日にはスペインのカタルーニャで次のレースが控えています。
→Felipe選手は、スペインのカタルーニャで開催された同じくUCI C2クラスのレースでも優勝しました。今後のフェリペ選手の活躍が益々楽しみです。

Q5:今回のレース会場のコース・レイアウトはすでに確認されましたか?日本と海外のレースでの、コース・レイアウトの違い、運営上の違いなど、明らかに異なる点はありますか?(要望や改善点があれば教えてください。)また、観客・会場の雰囲気などの印象はいかがですか?
レースのコースや会場は、世界各地で様々、スペインにはスペインの、ベルギーにはベルギーのそれぞれ特徴があるけれど、今回の宇都宮のコースは距離やレイアウトなど良くできていると思います。来日前は、もっと”ひどい”と思っていたので良いコースで安心しました。カーブのレイアウトや必要とされるテクニックの面なども、よく考えられているなと感じました。ただし、シケイン*はヨーロッパではもっと高かったり、丸太だったりするので少し物足りないなと感じました。
*:シケイン:コース上に設置された板で作られた障害物。ほとんどの選手が、自転車から降りてクリアしますが、トップクラスの選手は乗車したままジャンプしてクリアします。もちろん、Felipe選手は、乗車したまま軽々クリアしていました。

Q6:日本でも近年シクロクロスは盛り上がりを見せていますが、ご自身にとって、シクロクロスの魅力は何だと思いますか?
シクロクロスは、1時間から1時間ちょっとの短い競技時間に様々な魅力が詰まっていて、アグレッシブな要素や運なども含め見所もたくさんある競技です。また、同じコースを周回するレースなので、観客にとっては、コース内を移動しながら、何度も応援する選手に声援をおくれます。また、会場内に音楽が流れていたり、様々なブースが出展していてお祭りのような会場の雰囲気は、選手にとってもモチベーションアップにつながっています。

Q7:FelipeOrtsLloret選手は、シクロクロスの現スペイン・チャンピオンで、さらに今年のシクロクロス・ワールドカップU23では見事に銀メダルを獲得しています。今シーズンの目標、そして今後の目標をお教えください。
先ほども言ったように、今シーズンのスペインチャンピオンは既に確定しているので、今はとにかくUCIポイントの獲得が一番の目標です。今後の目標は、今より多くのワールドカップ・エリートクラスのレースに参戦して、最終的には世界チャンピオンを目指します。

Q8:競技を続ける上で、普段から心がけている事をお教えください。(食事、トレーニング方法、身体のメンテナンス、機材などのこだわり)
普段から心がけている事は、とにかく”ナチュラル”にこだわっています。普段の食事は、化学調味料やソース、揚げ物類を控えて、できるだけ自然な食材を食べるようにしています。1日の食事は、朝食をしっかり沢山食べ、トレーニング後には回復を早めるような食事、そして夕食は簡単なものと言った感じです。
また、体調を崩してしまった時も、ドーピングの問題とは別にできるだけ薬には頼らないようにしています。例えば、風邪ぎみの時には、身体と首まわりをしっかり保温して、暖かい栄養豊富な食べ物を摂ったりします。
年間のスケジュールは、シクロクロスシーズンが終了したらまず2週間はしっかり休みます。その後、ロードでのトレーニングを始めます。春から夏にかけては、ロードを中心にトレーニングして、たまにロードレースにも参加しています。また、7月は完全に休養して8月にトレーニングとロードレースを再開、そして10月のシクロクロスレースの開幕に備えています。
マシンについては、基本的な部分はメカニシャンにお任せだけど、タイヤなどの消耗品も含め”良い”機材を使いたいと思っています。

Q9:最後に、着用されているBIORACERのウェアについて、感想やご意見をお願いします。
(フィット感の良さ、BIORACERのウェアを着用していてメリットを感じる点、など)
子供の頃から、様々なメーカーのサイクルウェアを着ていましたが、3年前から現在のビオレーサー製のウェアを着ています。シクロクロスが盛んな国のメーカーなので、シクロクロス競技の事をよく分かっていて、トレーニングでもレースでも動きやすく、パフォーマンスも発揮しやすいと感じます。
ウェアのカッティングや素材などが本当に良く考えられていて、シクロクロスの様々な動きに無理なく追随でき、汗の発散性や保温性、汚れにくさなど、気になる点がない分競技に集中できます。可能なら、これからもずっとビオレーサーのウェアを着続けたいと思います。

Felipe Orts Lloret選手Facebookページ


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