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【BIORACERサポートライダー】トライアスロン、オリンピックへの思い – アスロニア代表 白戸太朗さん [前編]

BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。アスロニア代表、スポーツナビゲーター、都議会議員と様々にご活躍されている白戸太朗さん。忙しい合間にも、2018年4月末にはアメリカ・テキサス州で開催された「アイアンマンテキサス2018」に出場し、9時間半を切るここ10年での最速タイムを記録するなど、アスリートとしても精力的に活動されています。

ご多忙の中、トライアスロンにどのように取り組み、仕事とトレーニングの両立をされているのか。また、2年後に迫ったオリンピックに関する活動も伺いました。前後編の2回に渡りお届けいたします。

1. 仕事とトレーニングの両立について

Q1. 非常に多忙な毎日をお過ごしかと思いますが、お仕事をこなしながらも4月末の「アイアンマンテキサス2018」で素晴らしいタイムを出されていたのは流石だと感じました。実際にトレーニングは十分されてのぞまれたのでしょうか?

「アイアンマンテキサス2018」は正直に言いますと、こんなに良い成績がでるとは私自身思っていませんでした。練習量は明らかに去年より落ちていますので『無理せず走ろう』と思いのぞんだら上手く噛み合った、というのが実際のところです。

昨年は目標を立てそこに向かっていく気持ちがとても強かったのですが、今年はそういった力みもなく、欲張る気持ちが無い状態でのぞみました。昨年は仕事の合間にトレーニングを詰め込んだことで、体の疲れを取る暇が無く、筋肉の硬直がとれないまま次のトレーニングへ流れ込んでいた様な状況でした。それに比べ、長くお世話になっているトレーナーいわく、今年は練習量が格段に落ちたことで筋肉量が落ちてしまいましたが、逆に体の疲れが減ったと同時に筋肉のこわばりもなく、身体がとても良い状態だったようです。しかし、今回はたまたま全てが上手く噛み合っただけで、毎回このように上手くいく、この状態が続くとは思ってはいません。

Q2. お忙しい中、どのようにトレーニングの時間を確保していますか?

現在は様々な仕事をしているため、以前に比べると格段に練習量は落ちています。しかし、仕事のボリュームは絶対に落とすことができません。 今の自分にはトレーニングに十分な時間がとれないことは十分承知していますので、忙しいながらも走ったり泳いだりすることが、身体的にも精神的にも自分を安定させる要因になっています。なので、トレーニングが出来ていない自分にストレスを感じてしまう事のないよう、無理してトライアスロンのボリュームを上げようとは思っていません。私自身の人生において今はトライアスロンは『競技フェーズに無い』だけで、『生活のバランスを保つ』『生活のよりどころ』と言えるので、可能な範囲でのトレーニングを続けています。

具体的には、平日は朝早起きして作れる30分から1時間を大事に使ってトレーニングしています。週末は仕事が入っていなければ半日か数時間をトレーニングに充てます。丸々1日をあてるような時間の余裕は今はありませんが、一番確実に時間が作りやすい朝に早く起きる習慣をつけるだけで、1日の使い方は確実に違ってきますよ。そして大切なのは、無理しない範囲、睡眠不足にならない範囲で継続することです。 

2. トライアスロンがもたらす良い効果とは?

Q3. ご自身の著書などで「トライアスロンはビジネスにも役立つ」とおっしゃられていますが、その理由を教えてください。

トライアスロンがすぐにビジネスに良い結果をもたらす、という意味ではありません。トライアスロンにより『生活スタイル』『考え方』『生き方』が変わることで、結果ビジネスにも良い影響を与えてくれるのだと思います。価値観が変わり、物事の優先順位が変わり、人間関係が変わり、考え方が変わります。不健康な人よりも健康な人のほうが考え方はポジティブです。人は誰でもポジティブな人と話していたほうが気持ちが良いものですよね?

トライアスロンと言う競技は、競技時間も長くレース中のトラブルも様々で、とにかくポジティブ思考にならざるを得ません。また、コミュニティの中でやるスポーツですので、コミュニティに飛び込むと周りがポジティブな人ばかりなので、おのずとポジティブになってきます。『類は友を呼ぶ』の言葉通りです。

そして、『考え方が変わる』とは、『選択肢が変わる』ということです。実行することを前提としたうえで、良い意味で『好い加減』で上手に選択できるようになってきます。スイム・バイク・ラン、それぞれトレーニングに取組むためには、 1日の中での時間の割り振りやトレーニング内容の取捨選択が必要です。これが、仕事で『選択』をしなくてはならないシーンで必ずプラスに作用するのです。 

 また、トライアスロンは、自分との戦いです。地味で苦しい努力を積み重ねるスポーツです。加齢とともに必ず体力・筋力は落ち、タイムを維持することが難しくなります。人と競争するのではなく、自分がどれだけできるようになったか、頑張れたかを自らに問うスポーツであるからこそ、自分の中で新たな発見や喜びがあります。若さだけではなく『経験』も重要なファクターであり、年齢を重ねても切磋琢磨しながら長く続けることができるのが魅力ではないでしょうか。ロングになればなるほどこの特徴が強いと私自身は思います。トライアスロンのフィニッシュでは、順位に関係なくフィニッシュしたアスリートの完走を皆で讃えあいますが、トライアスロンの精神がゴールシーンに象徴されている気がします。

比較的30代からトライアスロンを始める方が多いので、機材や遠征などの費用面が理由と思われがちですが、トライアスロンという競技に喜びを見出す観点が20代での感覚ではなかなか持てないのかもしれませんね。年齢を重ねたからこそ価値観を見出せる、とても哲学的なスポーツだと思います。

3. 「トライアスロンをもっと世の中に広めたい!」

Q4. アスロニア様では「トライアスロンのよろずや」として、様々な取り組みを実施されていますが、その中でも特に注力されていることを教えてください。

「トライアスロンをもっと世の中に広めたい!」。そのために、より多くの方がトライアスロンを楽しむためのお手伝いをしたい、との思いから設立したのがアスロニアです。 そのために、大切なことは次の3つだと考えています。

1つめは、まずは必要な機材や用品を提供すること。
2つめは、スクールを開催することで、初心者でも安心して競技デビューでき、参加する機会を提供すること。
3つめは、大会を企画して参加して楽しめる場を提供すること。

トライアスロンは自分との戦いですが、同時に一緒に戦える仲間がいてより頑張れる『団体スポーツ』でもあります。そのためのコミュニティを提供し、その仲間と一緒にトライアスロンを楽しめる『場』を提供することにも注力し、国内外での「アイアンマン70.3」や「ホノルルトライアスロン」「九十九里トライアスロン」を開催しています。販売チャネルがWeb主流となりつつある中で、今後も『モノ』と『コト』双方で楽しさを作り出し伝えていくのが、実店舗こそが提供できる付加価値だという点をしっかりと伝えていき、さらにより多くの方にトライアスロンの楽しさを知っていただきたいと思っています。

 

Q5. アスロニア様では2014年よりBIORACERとのカスタムオーダー事業を展開いただいています。2014年当時もトライアスロンウェアはカスタムオーダーを求めるお客様が顕著に増えていると伺いましたが、その後変化はあったでしょうか?

– 2014年当時にもまして、この数年はカスタムオーダーの需要にますます拍車がかかり拡大していると感じます。チームオーダーに対応するメーカーも増えましたので… 

後編はこちらからご覧ください>>


白戸さんが着用ウェアは、体型に合わせて各部のサイズを調整できるフルカスタム仕様のトライスーツです。現在のところ、一般のお客様にはサービスをご提供しておりませんので、予めご了承ください。
参考:BIORACER トライアスロン用アイテム

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【ショップ紹介】
トライアスロンショップ・アスロニア

白戸さんが代表をつとめられているショップ。単にトライアスロン用品、自転車用品の販売だけではなく、フィッティングやトレーニングなどの機能を拡充し、初心者の方がトライアスロンデビューするための技術指導や、身体の管理、物理的な準備など様々なトライアスリートのニーズにお応えできるトライアスロン専門ショップです。
東京体育館、代々木公園、神宮外苑という近隣のフィールドを生かしバイクトレーニング専用スタジオ、ロッカー、シャワーを備えた総合的なクラブハウスとしてお客様の充実したトライアスロンLIFEをサポートしています。
http://athlonia.com

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目1番24号 鳩森八幡神社ビル1F
TEL:03-5413-7571


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