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【Bioracerサポートライダー】池本選手の海外シクロクロス・オランダ遠征レポート – 2020 Vol.2

BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。マスターズクラスとなっても海外のシクロクロス競技に挑戦し続けている池本真也選手(和光機器-BIORACERチーム)から今シーズンも恒例のオランダ遠征を実施、レースに参戦しています。そんな池本選手のレースレポートをお届けいたします。

オランダ ナショナルレース Sint-Michielsgeste

種目:シクロクロス 40分 (マスターズ40+クラス)
開催日時:2020/01/04(土曜日)
場所:オランダ Sint-Michielsgeste
天候:小雨 気温6度
チーム名:和光機器-BIORACER
結果:21位

ホームステイ先から数キロ離れた町 Sint-Michielsgestelで開催されたレースに参加しました。この町は2000年に世界選手権が行われて、そのレースを制したリシャール グローネンダールの出身地です。会場はホテルの敷地内を使ったコンパクトなコース。平坦な森と牧場を使い舗装路もなく日本的な感じもするけど、スピードが落ちきるコーナーは無い。ペダルをギリギリ回せるくらいの深さのコーナーも多くて、コース幅やコーナーの作りが絶妙でした。森の中のシングルトラックも速い者がより速く走れるコースレイアウトで遅い人を対象にコースは作られてないと感じます。

レースは70人程がスタート。オランダ国内ポイントを持ってない自分は、後方から追い上げて行く。1周目に30位!!と荻島さんから声援をもらうが、抜かしどころが少なく最初の2周は身体を追い込み切れない。牧場の直線やシケインの立ち上がりで徐々に番手を上げて身体を追い込んでいく。1周につき2~3人を抜かしていく。周りの選手とは細かなコーナーは自分の方が速いけれど独走力が無いと感じる。最後の周回で2人を抜かして21位でゴール。

今回のレースもハリーさんと美香さんがサポートしてくれました。会場にはヒュープ&アンナカ夫妻に孫娘さん、スーパーの店主ハンリーも来てくれた。生まれ育った場所じゃないのにホームタウンの気分でレースを走れました。レースは参加選手も多く抜かし所の少ないコースで番手を上げるのに苦労しました。もっと長くオランダに滞在して国内ポイントを獲得して実力の合った選手と対等な位置からスタートしてバトルがしたい!!と強く思いました。

オランダナショナルレースながら、会場には屋台やテント内に休憩出来るベンチもあって快適にコーヒーが飲める環境もありました。もし日本も本気で世界へ通じるレースを作るなら選手のヨーロッパへのチャレンジも大切ですが、レース&コース作りや会場作りなどの為にもオーガナイザーの留学が必要だと思います。世界選手権やワールドカップ、ビッグUCIレースよりもオランダナショナルレースは、日本のレースにも手近に参考になる要素が沢山あると思います。

オランダ ナショナルレース ’s-Heerenberg

種目:シクロクロス 40分 (マスターズ40+クラス)
開催日時:2020/01/05(日曜日)
場所:オランダ ’s-Heerenberg
天候:小雨 気温8度
チーム名:和光機器-BIORACER
結果:20位

オランダ遠征最後のレース’s-Heerenbergに参加してきました。会場はスペシャライズトヨーロッパ社屋前で行われて、受付やトイレ、シャワーも会社内の物が使えてスペシャライズトの全面協力の元で開催されていました。コースはドイツ国境付近の町なのでオランダでは珍しいアップダウンのあるシングルトラックがメインのコース。去年よりも細かなターンやスピードの落ち切るシングルトラックがなくなり、アップダウンがありながらもハイスピードで難しいシングルトラックを切り抜ける能力とパワーを求められるコースでした。

今回もオランダ国内ポイントを持っていないので40人ほどの最後尾からスタート。1周目のシングルトラックの入り口では肩のぶつかり合いや罵声が酷い。みんな顔見知りや友人だけれど、ここに遠慮や配慮なんてない。前の選手の抜きどころを探りながら1周目や2周目のダブルトラックで無理してでもアタックして前を追い続けて行くと16位まで上がれた。しかし下りも気が抜けないほど難しくて、息を飲むような所が沢山あって休む事が出来ない。ラスト2周で前の選手を抜かし最終周回では14位の選手まで追いついたけど木の枝がリアメカに絡んで変速が危なくなって踏み込む事が出来ずに15位でゴール。

ゴール後に肩と腕が攣るほどキツかった。オランダのマスターズのトップ選手達とは足の違いもあるけれどテクニックの差も半端じゃないです。同じタイヤ、身体にあった自転車、同じウェアにシューズを着てマテリアルの差なんて無いのに、難しいコーナーをあり得ないスピードで駆け抜けていく。試走時に彼らの後ろについて走ると嫌ほどの差を感じさせられる。今年も自分の限界の低さを思い知らされて頭にくるけど、これ以上ない選手達と本気のレースが走れて楽しかったです。40歳を過ぎて忘れかけていた悔しさや、現実を知り得て世界での自分の立ち位置が再確認できました。この差を忘れないように取り組んで、この現実を日本のシクロクロスにも伝えて行きたいです。

今年の遠征も皆様の応援&サポートありがとうございました。

12月24日 ~ 1月8日 オランダ遠征 結果

12月28日 Benschop 14位
12月29日 Vorden 20位
01月04日 Sint-MIchielsgestel 21位
01月05日 S-Heerenberg 15位

今シーズンのオランダ遠征レポートVol.1はこちら>>

昨シーズンのオランダ遠征レポートも併せてご覧ください>>

BIORACER工場見学の様子はこちら>>

 

池本真也選手 採用サイクルジャージはこちら

RACE シクロクロススーツ 長袖
多くのトップ選手たちに高く評価された、ビオレーサーのスピードマスタースピードスーツの技術を応用して生まれたシクロクロス用のボディスーツです。太腿部分には幅広で伸縮性が高く、粘着性を持つ『パワーバンド』を採用。肌への刺激が少なく、また幅を広めにとることで均等に圧力を分散し太腿に程よく密着します。

RACE ウィンター ジャケット
ICEBERG 100とPIXEL 100どちらも高い保温性を持つ素材を使った、冬のトレーニングに最適なジャケット。完全防風のため、スピードを抑えたトレーニングでも優れた防風効果を発揮します。両袖の肘から先の上面とポケットに生地の表層が反射するPIXEL 100を採用、暗所での視認性も非常に高く、サイクリストの安全にも考慮しています。

RACE 起毛ビブタイツ
TEMPEST素材を使った、撥水性、通気性、速乾性に優れたビブタイツ。水や泥を弾くのでシクロクロスにも最適です。
ビオレーサーの「ディンプルコンセプト」に基づき、パッドと表層に穿孔形状(穴)を採用した【UNIパッド】を標準装着。
※池本選手はビブショーツに重ね履きできるパッドなし仕様を着用

【選手紹介】池本真也選手

池本真也(イケモト シンヤ)
神奈川県横浜市出身 40歳。

高校からレース活動を初め、シクロクロス、ロードレースで入賞する。高校卒業後にオランダへ自転車留学。このころからシクロクロスをメインに活動、1996年からはオランダやベルギーにシクロクロス遠征に出かけ、ワールドカップ、スーパープレスティージ、GVAシリーズを転戦。その後Team NIPPOでロードレースをメインに活動し、日本国内の実業団レースや、オランダ、ベルギーでの海外レースでの入賞経験を持つ。2017年からは和光機器-BIORACER所属、シクロクロスをメインに日本国内外で活動中。

池本真也選手Facebook


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