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【Bioracerサポートライダー】梶鉄輝選手のシクロクロス・ベルギー遠征日記 – Vol.4 Superprestige Gavere編

BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。JTUパラトライアスロン育成強化指定の梶鉄輝選手は、冬シーズンはシクロクロスのC1カテゴリーに参加するなど精力的にレースに参加しています。高校3年生の2017年冬には、文部科学省の海外留学支援制度『トビタテ留学JAPAN!』というプログラムを利用してベルギー遠征に行くなど、その行動力には目を見張るものがあります。

梶選手の2018-2019年のシクロクロスシーズンは、自ら計画して再度ベルギーに渡りレースに参加しています。梶選手の挑戦を遠征日記としてご紹介するvol.4。予定レースの半分を終え、Superprestige Gavereレースを振り返り、新たな想いを抱いたようです。

 予定の約半分のレースが終わりました

こんにちは。ベルギーへ来て10レース弱こなしてきました。これまでのレースの中でも、World Cup の次に大きいレース、Superprestige シリーズのGavere のレースレポートにあわせて、ベルギーの泥レース事情について今回はお話します。

Superprestige というと、ビッグスター選手は必ず出場しに来ます。ベルギーには他にも有名なシリーズレースとしてDvv trophy やBrico cross、Soudal classicsなどがありますが、Superprestigeは今年からU23カテゴリーが廃止されエリートと同じレースになりました。

Superprestige Gavere はステイ先から近いのもあり、前々日の金曜日にコース試走に行きました。晴れが続いていたためと、選手がまだ走っていなかったので全く泥の雰囲気もなくコースの杭の位置やコーナーの角度を入念に確認しました。

Superprestige Gavere前日の土曜日のレースは、Dvv trophy のNielでした。土曜に雨が降ったため、翌日曜のSuperprestige Gavereは泥レースだと確信。日曜日当日、コース試走前ジュニアのレースを見ていると、選手が次から次へと担架で運ばれていきました。それを見て最初は、去年より泥が深くコントロールしにくいかと思ったのですが、雨が降ったのが前日だけだったので、表面の泥で滑りやすいがスピードが出る上にコントロールしにくい路面と判断。ベルギーの泥が日本と違うのは、泥に砂が混じっているので、チェーンなどがドロドロになると、泥の重さだけではなくジャリジャリと歯が噛み合ってない感触が伝わってきます。当日も出場するレースまでに何度か雨が降り、レース時には長い登りが重い泥で覆われ、ランも入りました。

この梶選手のモノクロ画像は、有名な雑誌「シクロクロスマガジン」のWEBページに掲載されたものです。

スタートの舗装路は穴だらけ。泥のため空気圧を下げているので、穴にハマった時に抜重(ばつじゅう)出来ていないとすぐパンクします。その勢いのまま下りコーナーの泥の緩いコーナへ差し掛かりますが、ここは木の根っこがちょこちょことあり、弾かれると一発退場というところでしょうか。昨年泥レースを経験した中でも、Gavere のレースはバイクをコントロールするのが難しいコースだと感じていました。

今回のSuperprestige Gavere当日の11月11日が世界第一次世界大戦の終戦記念日だったため、スタート前に追悼の式典がありました。スタートは、三列目一番左端からひたすら前についていく走りをしました。最初の下りをクリアし、泥の下りからのUターン、下りの勢いのまま降車するためスケート状態です。1周目は前に選手が見えていましたが、二周目途中から見えなくなりました。昨年の経験上、早々に後方に遅れて前の選手が見えなくなってしまうと、そこからどう踏ん張ってもいいレースが出来ません。

昨年よりミスなく走ってテクニカルセクションも確実に速くこなしているのに、昨年より若干展開が早いと感じました。最後まで追い込んだ走りは出来たものの、トップを走るマチュー選手にラップされました。流石にU23とは違う展開の動き。後方を走る僕からでもその展開の早さを感じることができました。

これからより少しでもその頂点に近づきたい、という思いを抱いたレースになりました。大きい大会ではレース終えた後、それだけの深い思いが湧いてきます。年末のWorld Cupの泥レースへ向けて良い経験ができました。

 

ところで、皆さん。泥レースや、雨のレースでお尻が冷たくなり気持ち悪い思いをしたことがあると思います。私はほとんど嫌だと思ったことはなかったのですが、ビオレーサーのシクロワンピースを着てから冷たいと感じることが無くなりびっくりしています。その理由は、サイクルジャージのお尻側の生地が二重になっていることと、サイクルジャージ自体に泥を付着させない生地になっているからです。今年から使用させていただいていますが、これには驚きました。

Vol.5へ続く>>

これまでの連載はこちらからご覧ください>>

梶鉄輝選手 採用サイクルジャージはこちら

PRO シクロクロススーツ 長袖
多くのトップ選手たちに高く評価された、ビオレーサーのスピードマスタースピードスーツの技術を応用して生まれたシクロクロス用のボディスーツです。太腿部分には幅広で伸縮性が高く、粘着性を持つ『パワーバンド』を採用。肌への刺激が少なく、また幅を広めにとることで均等に圧力を分散し太腿に程よく密着します。

PRO サイクルジャージ ボディーフィット
BIORACERの定番仕様ジャージ。 エアロ性能とビオレーサー独自のフィット感を最重要テーマとし、ロングライドや競技志向のサイクリストにも適したジャージです。 エアロダイナミクスから導き出された袖の立体裁断と、快適性をも兼ね備えた独自のボディフィット感。さらに最適な通気性能と、UVカット、吸汗・速乾性能も備えています。

PRO ビブショーツ
着心地が快適なLYCRA生地を使用。裾にワイド幅のグリッパーを採用し、ショーツを最適な位置に保ち快適な着心地が続きます。伸縮性の高いメッシュのビブが動きを妨げることがなく、ショーツの背面部分は耐久性を高めるため二重のライン仕上げ。ビブの背中部分には、無線や携帯電話などを納める、小さなポケットを備えたプロチーム仕様。

 

【選手紹介】梶鉄輝選手

梶鉄輝
1999年12月17日生まれ、兵庫県川西市出身。
小学2年時に関西シクロクロス大会で初優勝したのをきっかけに自転車競技を開始。中学校1年時のロードバイク練習中の交通事故により右腕に大きな障害を負う。それでも、退院した翌年にはヒルクライムレースに復帰、リハビリに取り組みながらも自転車競技を継続。高校では自転車競技部に入部、兵庫県自転車競技連盟から県代表に選ばれ、全国高校選抜自転車競技大会に出場する一方、マウンテンバイクやロードレースにも参戦、入賞も多数。高校3年生時には、文部科学省の留学支援制度で、自転車競技の本場ベルギーへの自転車留学も経験。

梶選手応援サイトhttp://tetsukikaji.com


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