5月10日開催されたジロ・デ・イタリア第4ステージで、チームキャプテンであるダミアーノ・クネゴ選手(イタリア)が、この日2つめの山岳ポイントを首位通過し、山岳賞ポイントを7ポイント獲得。同ポイントの選手がいますが、個人総合成績での順位から、山岳賞リーダーとなり、マリア・アッズーラ(青色のジャージ)を獲得しました。
ダミアーノ・クネゴ選手のコメント
「今日の調子は良く、アタックが成功して山岳賞を獲得できたことを嬉しく思っている。最後の区間優勝争いに加われなかったことは残念だが、良い感触なので、これからのステージでさらなる活躍をしたいと思う。
総合優勝した2004年以来、12年ぶりにジロ・デ・イタリアの表彰台に立てたことはとても嬉しい。2004年以来、世界の多くの国で、たくさんの表彰台に乗ってきたけど、ジロの表彰台に乗る機会には恵まれなかった。2004年の総合優勝から、自分の周りでは多くのことが変わった。でも、表彰台に立つ嬉しさは、あのときと何も変わらない。自分を信頼してくれるチームメートや監督、マネージャーたちにも感謝したいと思う」
山本元喜選手のコメント
「オランダでのステージとは異なり、なかなか逃げが決まらず、逃げが決まってからも、追うのか追わないのか、悩むような展開だった。タイム差が3分に開いたところで、チームで組織的に追うこととなった。グロスを乗せたかったけど、グロスが追いつく前に集団は吸収されてしまった。でも、この動きのあいだ、クネゴは休むことができていたので、山岳賞につながったと思うと良かった。
上りで集団から遅れてしまったが、自分の仕事は終わっていたので、無理はせずに30人ほどの後方集団でゴールをめざした。やはり今日は仕事をしたので、疲れは残っているものの、イタリアに入ったことで、道路に変な障害物などはなく、走りやすくなった。自分の調子は良かったので、明日からのステージも頑張りたいと思う」