PISSEI

【PISSEI】2017春夏コレクションインプレッション vol.04 プリマペーレ編

PISSEIメンズサイクルジャージのインプレッション第4弾をお届けします。今回ご紹介するのは、プレーンなデザインながら優れた機能性を発揮する「プリマペーレ」をお届けします。
なお、「サイクルジャージ」のみ2016年モデルと2017年モデルを販売中ですが、インプレッションは2016年モデルで実施しました。


●インプレ参考データ:
トリップタイム 3:32’41、総距離 79.69km、平均速度 26.0km/h、登坂高度 729m
最高気温 28.7度、降水量 0.0mm、最大風速 4.0m
着用サイクルジャージ:PISSEI サイクルジャージ プリマペーレPISSEI ビブショーツ プリマペーレPISSEI アンダーウェア ノースリーブ ルソン


PISSEI サイクルジャージ プリマペーレ

PISSEI サイクルジャージ プリマペーレ(2016年モデル)は、非常に薄くしなやかで光沢のある4Wayストレッチ生地を採用しています。ベースカラーと同色でPISSEIロゴとモデルネームを転写プリントし、ジャージの裾とバックポケットのパイピングにのみアクセントカラーを用いた超シンプルなデザインです。長めの袖は着用した際のシルエットがきれいで、腕の動きを制限しないシャツスリーブを採用。袖口はカットオフ仕様で、内側に滑り止めのためのシリコンテープが圧着されています。また、襟はかなり低めのバンドカラーで、深い前傾姿勢でも首回りのストレスを軽減できる仕様となっています。

見た目の第一印象は、半袖だけどあまり通気性がなさそうな生地なので正直なところ夏場に着るには暑いかなと思いました。実際に着用して走り出したところ、最初はやはり少し暑く感じましたが、走るにつれて徐々に状況が変わってきました。
インプレ当日は、30度に迫る気温と強い日差しの下、アップダウンの続く丘陵地帯を走ったので、当然すぐに大量の汗が吹き出しました。また、同時に着用していたアンダーウェア「ルソン」の優れた吸汗発散性により、吹き出した汗がどんどん肌から吸い上げられて、結果として「サイクルジャージ プリマペーレ」の表面がしっとりしてきた時点で変化が現れました。肌から吸い上げられた汗が、サイクルジャージの表面で走行風で気化することで冷却効果を発揮しはじめたのです。また、プリマペーレの非常に薄い生地のおかげで、どんどん気化することで汗でしっとりはしているのですが、ジメッとした不快感はまったく感じませんでした。
着心地も、薄く伸びの良い生地のおかけで、身体にぴったり沿うカッティングながら、締め付けられる感じは無く、深い前傾姿勢でも首や肩周りのストレスもありませんでした。少し長めのカットオフ仕様の両袖は、袖口内側のシリコンテープとも相まって走行時のバタつきを抑えとても気持ち良い着心地でした。
なお、袖口のシリコンテープが着用時に肌に張り付いてしまうので、予め折り返しておくとスムーズでした。

PISSEI ビブショーツ プリマペーレ

ビブショーツもサイクルジャージ同様、黒い本体に同色のモデルネームとシルバー色リフレクターのPISSEIロゴを転写プリントし、カットオフ仕様の裾と同じく黒いストレッチメッシュのビブを採用したシンプルな見た目が特徴。縫い目を極力減らしたカッティングとフラットロック縫製を採用し、縫い目が肌に与える違和感と不快感を解消する仕様となっています。

ビブショーツの本体部分は、他メーカーと比較するとほんの少し厚手で、ニット生地の様な柔らかな肌触りが心地よいライクラ素材を採用。裾は内側に極細のグリッパーゴムを編み込んだカットオフ仕様、股下の長さは膝近くまであるかなり長めのショーツです。裾はとてもしっかり張りがありますが、締め付け過ぎる事はなく通気性も十分で、汗疹や締め付けによる跡が残る心配はまったくありません。4Wayストレッチのオープンメッシュの肩ひも部分も含め、着心地はとてもしっかりした印象でした。
最初のうちは、全体的に少し緩めな印象でしたが、パンツ部分の保持力は十分でパッドのズレも無く快適でした。また、ビブはストレッチの効いたオープンメッシュ生地で、蒸れや肩こりもまったく感じませんせんでした。
パッドは、柔らかくスムースな表面の表皮に厚さと密度の異なる高密度ウレタンフォームを一体成形したもので、長時間ライドでもヘタらないしっかりとしたもの。パッド周囲の部分もしなやかで身体に無理なく馴染みスレもなく、インプレ時の短時間ではまったく問題なく快適さをキープしてくれました。

プリマペーレ 商品詳細はこちら(CaLORS Webショップ)
※「サイクルジャージ」のみ2016年モデルと2017年モデルを販売中。
 2016年モデルはお得な価格で提供中。2017年モデルは、以下が変更になっています。
・両袖以外の素材が全面オープンメッシュ素材になりクーリング性能がより向上
・両袖とボディが色違いの2トーンカラーに変更
・操作性向上のため見せファスナーに変更

アンダーウェア ノースリーブ ルソン
ルソンは、これまでのベースレイヤーに改良を加え、前後両面とも上下メッシュ素材を使い分けるなど、最新の機能を備えたベースレイヤーです。縫い目のないニット構造によりストレッチ性に富み動きやすく身体に無理無く馴染みます。部位により編み方を変化させる事で、素肌の様な抜群のフィット感を実現、部分的な圧迫感もありません。
メイン素材に、軽量で水分を一切吸わないポリプロピレンを採用。繊維構造により肌面の汗を吸い上げ発散するため、肌に汗が残らず寒冷時の汗冷えと酷暑での体温上昇を抑えます。つまり、冬暖かく、夏涼しい一年中活用できるアンダーウェアです。
ベースレイヤーは、サイクルジャージに不可欠なアイテム。ベースレイヤーを身に着けて走るか否かで、走りのパフォーマンスには大きな違いが生じます。

アンダーウェアルソンはこちら(CaLORS Webショップ)


ニュースレターに登録してカラーズの最新情報と特典を手に入れよう。
・限定商品やキャンペーン等、ニュースレター登録者限定の情報をお届け。
・予約販売商品等を随時ご案内
・特典やその他最新情報をご案内
ご登録いただくメールアドレスを入力、登録ボタンをクリックしてください。


配信は不定期になります。配信形式はHTMLならびにテキスト形式になります。

【全日本自転車選手権ロードレース】NIPPO ヴィーニファンティーニ・チームレポート前のページ

【嬬恋キャベツヒルクライム2017】にダミアーノ・クネゴ選手参加決定!次のページ

ピックアップ記事

  1. 【PISSEI】2022春夏コレクションから先取り!インドアコレクションご予約承…
  2. 【BIORACER】2021ジャパンオリジナル第10弾:新しいインドアトレーニン…
  3. 【BIORACER】2021ジャパンオリジナル第8弾:秋冬専用ウェアもビオレーサ…
  4. 【BIORACER】2021ジャパンオリジナル第7弾:EPICロードレースワンピ…
  5. 【BIORACER】2021ジャパンオリジナル第11弾:強力な繊維ダイニーマのビ…

関連記事

  1. PISSEI

    【PISSEI】しっかりした防寒機能を備えたウィンターサイクルジャケット・モンビーソ

    晩秋から冬にかけて必要な防風防寒機能を備えたベーシックなデザインのジャ…

  2. PISSEI

    【しゃりんかんxPISSEIのコラボレーション】オリジナルジャージ「くまモン」のご紹介

    2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれたキャラクタ…

  3. PISSEI

    PISSEI 2018 春夏コレクション 発売開始

    株式会社Clannote(本社:東京都渋谷区、代表取締役:和田智裕)は…

  4. PISSEI

    【PISSEI】2019年秋冬コレクション アクセサリー

    冬でもサイクリングを楽しむためのアイテム紹介第二弾。今回は基本とな…

  5. PISSEI

    【ジロ・ディタリア】第10ステージ Wilier Triestina – Selle I…

    ジロ・ディタリア第10ステージは、フォリーニョ旧市街をスタートしてモン…

  6. PISSEI

    【発売開始】日本限定商品・PISSEI トライブレンド Tシャツ

    株式会社Clannote(本社:東京都渋谷区/社長:和田智裕)は、…

カテゴリー

PAGE TOP