今シーズン、新たに加わったMYNのメンズサイクルジャージのインプレッション第二弾をお届けします。今回ご紹介するのは、胸と背中にシンプルなグラフィックがプリントされたメンズサイクルジャージX2とビブショーツの組み合わせをお届けします。
●インプレ参考データ:
トリップタイム 10:48’26、総距離 195.23km、平均速度 24.2km/h、登坂高度 1,973m
最高気温 22.0、降水量 0.0mm、最大風速 5.6m
着用サイクルジャージ:MYN メンズサイクルジャージX2、MYN メンズビブショーツR3、MYN メンズサマーキャップAC1-BLK、PISSEI アンダーウェア ノースリーブ ルソン
MYN メンズサイクルジャージX2
MYN メンズサイクルジャージ「X2」は背中以外の部分に4Wayストレッチ生地を採用。背中は横方向にのみストレッチするクローズドメッシュ生地を採用し、ポケットに重く大きな荷物を入れても垂れ下がらない仕様になっています。また、両脇には通気性の良いグレーのクローズドメッシュ生地を配し、背中のクローズドメッシュ生地とともにサイクルジャージ内の熱を効率良く排出するので、暑さの厳しい盛夏でも快適にライディングできます。
胸と背中に脇の下部分をつなぐグラフィックをプリントし、袖下と両脇の下にグラフィックと同色の生地を縫製、袖口の表側と両脇のメッシュ生地を濃色のグレーとした落ち着いたデザインです。前後にプリントしたグラフィックは左右非対称=アシンメトリック柄、シンプルながら大人の遊び着にふさわしいジャージです。
前回紹介した「F4X」のカッティング同様、「X2」も身体のラインにぴったり沿うのですが、適度な通気性と吸汗発散性を備え、かつ軽く良く伸びるストレッチ生地によりとても心地良い着心地でした。
裾の内側一周ぐるりと縫製されているシリコングリッパーにより、裾がしっかりキープされるので今回のようなロングライドでも途中で裾が上がってきてしまう事はありません。一方、袖口はストレッチ生地を二重にしたシリコングリップレス仕様。襟から袖にかけて、サイクルジャージをしっかりキープするので、走行風によるバタつきがなく音によるストレスもありませんでした。
MYN サイクルジャージ X2 商品詳細はこちら(CaLORS Webショップ)
MYN メンズビブショーツR3
(※ショーツは前回インプレッションと共通、走行距離のみ違います)
ビブショーツの本体部分は、他メーカーと比較するとほんの少し厚手ですが、ニット生地の様な柔らかな肌触りが心地よいライクラ素材を採用。裾はストレッチ生地を二重にしたシリコングリップレス(シリコン不使用の)仕様、股下の長さは、イタリア製としては比較的短めですが、国内の製品とほぼ同じ位の長さです。裾の締め付けは適度で通気性も十分なので、汗疹や締め付けによる跡が残る心配はありませんでした。最初のうちは、全体的に少し緩めな印象でしたが、パンツ部分の保持力は十分でパッドのズレも無く快適でした。また、ビブはストレッチの効いたオープンメッシュ生地で、蒸れや肩こりもありませんでした。
パッドは、通気性のために全面に孔が開けられた、厚さと密度の異なる複数のウレタンパッドを一体成形したもの。前回インプレッションで触れた通り、肌触りが良く滑らかな表皮で、ベース部が多少固めのしっかりしたウレタンなので、履いた直後は、少し硬く感じます。ただし、履いているうちに徐々に身体に馴染んできて、履き心地がよくなります。今回は少し長めのロングライドでしたが、とてもしっかりしたパッドのおかげで最後までお尻が痛くなる事はありませんでした。
MYN メンズ ビブショーツR3 商品詳細はこちら(CaLORS Webショップ)
今回は、ジャージの通気性と吸汗速乾性やポケットに沢山荷物を入れた際の下がり具合や耐久性、ビブショーツのパッドのテストため敢えてロングライドに出掛けてみました。峠も含む山岳路や、海沿いの道など様々な条件の中、ほぼ1日走ってみましたが、汗でべたつくこともなく、とても快適なインプレッションライドでした。
結論:落ち着いた色合いとストレスのない着心地、適度なストレッチ具合で1日中着ていてもどこかが窮屈に感じる事もありませんでした。今回の様な、ロングライドでも安心してチョイスできるサイクルジャージでした。また、X2ジャージは背中と両脇のクローズドメッシュ生地によるクーリング性能を考慮すると厳しい暑さの時期のライドにも着られるサイクルジャージですが、もちろん、近所のポタリングなどにも気軽に着られるおしゃれなサイクルジャージです。
MYN メンズサマーキャップAC1-BLK
サイクルキャップは、全面に適度な通気性と吸汗発散性を備えた生地を採用。ヘルメットの下に被っても蒸れずに、汗が顔に垂れてくるのを抑えくれる役目も果たします。また、眩しい日差しを遮り雨の際には視界の確保にも役立つ便利なアイテムです。
今回は、ロングライドでは休憩の際も含め1日中被っていましたが、蒸れずにとても快適でした。サイクルキャップは、上に被るヘルメットの形状によっては、ツバが下がり過ぎて視界が狭くなったりしますが、まったく問題ありませんでした。
ベースレイヤーの詳細についてはPISSEIのインプレッションをご確認ください。
MYNのメンズサイクルジャージコレクションは2017 SS MYN MEN LOOK BOOKをご覧ください。
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