前回の続き…
一通り、話が終わると社長は、自分のパソコンの画面をこちらに向け、「実はデザイン済みなんだけど、どちらのデザインが良い?」と、微笑みながらピセイとのコラボサングラスのデザインを見せてくれました。なんと既にコラボデザインが出来上がっているではないですか!? (パートナーとして彼女の基準を満たしたのでしょうか?) 正直、このような展開を予想していなかっただけに嬉しく…
そうすると話は早いもので、各商品を実際に着用し、確認。日本人の鼻や顔のカタチにあう型番を共に選び、日本での販売に向け話が着々と進んで行きました。
PISSEI サングラス
SALICE 006イタリアコラボモデル
CRX-BL
また、実際に工場や製造施設、製造方法、働いている人達を拝見させて頂き、品質管理面や作り手の想いを肌で感じる事ができました。そう、サリチェは全商品がメイドインイタリー、ここグラヴェドーナで製造されているのです。
社長と販売方法について詳細を詰め、初回はサリチェのベストセラーである006番、並びに日本人にフィットする005番をチョイス。サリチェの品質を理解してもらうため、調光レンズを選びました。
調光レンズの他にミラーレンズや偏光レンズがあります。ただ、偏光レンズは、スキーやゴルフ等には最適なのですが、自転車乗りには使いづらい側面がある事を某監督からアドバイス頂き、まずは調光レンズのみで展開する事を決めました。
調光レンズは、紫外線量によって色が変わるレンズです。紫外線の強い屋外などでは色が濃くなり、紫外線の弱い室内などではクリアに近くなります。実際に使ってみるとトンネルや日陰に入ってもサングラスをつけている事が気にならず、非常に便利なレンズでミラーレンズに戻す事を躊躇する程です。見た目は地味なのでミラーレンズを使用しているプロ選手は多いようですが…
実際に販売してみると、調光レンズ+クリアレンズ付きでこの値段は安い!という声や、海外通販と比べると高い!(実際にはアジアンフィットで調光レンズは海外通販にはなく、ミラーレンズ又は偏光のみなのですが…) と取りあえず国内の卸はぼったくってる!的な声も..(苦笑)
ただ、弊社としては、市場価格を調査し多くのサイクリストに愛用して欲しいと願ってのリーズナブルな価格だと信じています。
また、商品ラインナップが少ないとご指摘頂きましたが、実際に日本人に合うフレームのみを選択した結果、社長と共に上記2型番を選択した旨ご理解頂けますと幸いです。カラーバリエーションは今後特約店さまとお話をさせて頂きながら増やす予定です。
ただモノを仕入れて流すだけですと海外通販で良い訳で… とは言え、より多くのお客様へ商品の良さをご理解頂くために、より廉価なミラーレンズタイプや日本人に合う他の品番も今後は入手、販売して行く予定ですのでご期待ください。
現在、J-PRO TOUR登録のAstifo へ商品を供給し、テスト並びに選手皆様の声を吸い上げています。是非、レース会場でAstifo選手を見かけた際にはぜひお声がけください。
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